満足度★★★★★
息苦しさというか圧迫感
CRANQの公演にも出演されてた上田さんの舞台は気になってましたが、
今回釘宮さんが客演されると聞いて、良い機会と思い、観劇してきました。
3.11から3年経ったあとの福島の農業高校が舞台。
現在進行形でおきてる事実をふまえながら、2組の男女のすれ違いを描いていたのですが、
このすれ違いのさまがおかしくて、手を叩いて笑ってしまいました。
2組の男女はそれぞれ違った生き方を選択しましたが、震災の影響が残っていて
客席にいる自分も、その息苦しさというか圧迫感を感じました。
今ここで、巨大地震が起こったら、この劇場は…という事まで感じてしまいました。
たった3年で解決できる問題ではなく、今後何十年も私たちが抱えていかなければならない
問題であることをあらためて感じました。