In The PLAYROOM 公演情報 DART’S「In The PLAYROOM」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    結局は
    目まぐるしく展開するので、4年前に観た渋谷バージョンの内容を良く覚えていないのもさもありなんと思いました。

    ネタバレBOX

    推理作家が参加者を募り、新宿区内を逃げ回る鬼ごっこをして、捕まるとプレイヤーという犯人に殺されるリアルゲームを机上で行い、その詳細な過程を文章化して小説にする様子を描いた話。

    一時間逃げるだけなら、参加者はそんなに集まらないでもっと散らばらなきゃいけないと思いました。この場に集まった人の中にプレイヤーという犯人がいたため、参加者が連絡を取り合うことは殺されることに繋がりました。

    本人がこの部屋にいるのに、当人が殺されたことを示すニュースが現実のインターネット上に流れているのがどういうことか良く理解できませんでした。緊張感があり、犯人と思われた人物が違っていたり、作家自体も本人でなかったりと、どんでん返しが繰り返され、意外性に溢れていました。

    ただ、このような不思議な現象を説明するには、結局は多重人格的妄想でしか説明できないことが明らかにされると、そういうことだったかと急速にテンションが下がりました。

    具体的な履歴書のようなファイル群から数人の特徴や属性を取り入れてそれぞれの人物になりきるという推理作家の特技というか病気の描き方はリアルで評価できました。

    椎谷万里江さんの狂気溢れた表情は見事でした。

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    2014/11/01 15:03

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