ルドンの黙示 公演情報 アロッタファジャイナ「ルドンの黙示」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度

    ・・・何がしたいのだろう。
    テーマもわかる。画家オディロン・ルドンから取ったであろう題名。

    魅力的な35人の出演者もわかる。


    だけれども、全く何も伝わらない。

    35人の出演者を捌けていない。



    この演出は、生きていること、人間を舐めている。

    そう感じてしまった。140分。


    何がしたかったのだろうか?


    新国立劇場クラスはクオリティに対してある程度『保障』というものがあったのだけれど(値段の面でも)それが崩れるのを感じた。


    好きな小劇場の役者さんも出演なさっているのに、残念。


    (沢山思うところがあり、以下ネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    最初から最後まで駄々すべって終わってしまった感じ。


    主役級のカップルふたりが全く意味を成していない。

    そのせいで音・光・殺陣、全て素晴らしいのに、お互い殺しあってしまっていたように感じる。

    脚本も蛇足が多すぎて、困惑する以前に疲れて諦めてしまう。


    柳浩太郎君演じるルドンは、流石の存在感。

    赤のテーマカラーの悪役?だったシハージャの一団は、満島ひかりさんを中心に他の演者に比べ段違いの完成度だった。

    彼らがメインでいいと思うのだが。

    0

    2008/08/22 00:43

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大