満足度★★★★
なるほど!これが、
“柿食う客/中屋敷法仁さん”の目指す演劇なのですね。
すなわち、
「演劇の虚構性を重視」、「圧倒的なフィクション」、
「虚構性の高い発話法/演技法」、「反・現代口語演劇」。
〔“暴走ジュリエット”を観劇〕
“柿食う客”の舞台は初見です。
その特異な芝居は好き嫌いがハッキリするでしょう。
好きな人にとってはたまらない、嫌いな人は二度と観たくない、と。
私自身は、しばらくは唖然としていましたが、知らず知らずのうち引き込まれていく自分が・・・、もしかして好きかも・・・。
アフタートークにて、“暴走ジュリエット”とは違う手法で“迷走クレオパトラ”を上演していると聞き、“迷走”も観てみたいと思ったが、たぶんスケジュール的に無理だろう、残念!
本作は、14人の出演者のうち3人が“柿食う客”のメンバーで、女性だけでの公演。
男性陣を含む“柿食う客”フルメンバー出演の作品も観てみたい!