イエドロの落語 其の弐9月 目白 古民家ゆうど公演 公演情報 イエロー・ドロップス「イエドロの落語 其の弐9月 目白 古民家ゆうど公演」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    怖いけど、面白い
    古民家《ゆうど》、初めて行ったが、作品にすっごくあっていた。小さなお庭に草花と、風情のある空間でした。夜行ったので、『いかにも出そう?』と、脅え過ぎた?せいか?怖いより、二人の魅力満載で、面白かったです。

    ネタバレBOX

    前回公演《その壱》でも、面白かった『始末の唄』が見れて良かった。
    正確な曲名なんだっけ?『あんたがった、どこっさ』『チューリップの唄』を、全て歌うのは、声が勿体無いと、歌詞の末尾だけピッタリ合わせ、端折ってところどころ発声せずに歌う。
    リズム感、間と表情が、最高です。

    空?から、若旦那登場?と言うか、天井的な2Fの屋根裏スペース的なところから、若旦那役の人形が、紐に吊るされて降りてきたので驚いた。
    そんな仕掛けや、シンプルだけど効果的な照明の使い方も上手く、空間利用も良かった。

    情が入れば、許してしまったり、それでも譲れぬ想いとか。
    ついつい、流される、怠惰だったり、脆さだったり、ずるさだったり。
    その時の真実が、間抜けだったりと。
    情(人の想い)に突き動かされる姿、人の弱さ脆さの見せ隠し方が、味わい深く、怖いとか面白いとかの一言では、語りきれない。

    サシガシさんとめぐちゃんの魅力が満載で、たった2人なのに、人の世の奥行きが深く、良かった。
    違う空間の10月も観たいし、今後の作品にも、期待です。

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    2014/10/06 00:46

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