図書館二居マス 公演情報 GENKI Produce「図書館二居マス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    優しい気持ちになる
    市立図書館で起きるちょっとした(図書館にしてみれば大変な)事件を中心に、そこで働く職員と利用者の交流を描いた心温まる話。その内容をしっかり役者が演じていた。脚本と演出が絶妙にかみ合っており、心に響く公演であった。図書館大好き人間としては、実に楽しく観劇させていただいた。
    芝居は日常の出来事を坦々と描き、それが本筋になり、枝葉がつくような構成になっている。本を”音読”するか”黙読”するか?たぶん本公演は後者のような雰囲気ではなかろうか。

    また、その芝居を支える舞台セットが見事で、本物の図書館の一角がそのまま舞台へ移送されたかのようだ。

    些細だが気になることが…

    ネタバレBOX

    図書館に住(棲)み着いている「虫」(精霊のようなもの)は、図書館の本を破損させていた男(著者)の配偶者ということが、終盤明らかになる。どうしてそれまで分からなかったのだろうか?
    それにしても愛嬌のある「虫」で楽しませてもらった。

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    2014/09/24 18:04

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