満足度★★★★★
作者の、人に対する鋭いながらも優しいまなざしと繊細な感性を感じさせてくれる作品
衝突して傷ついたり、ごまかしたり、癒し癒されたりしながらどう生きてゆくのか、人の営みの根本的なところを鋭くとらえると同時にどこか心に痛みや傷を抱えながらも不器用で実直に生きている人へ向けるまなざしの優しさ、温かさがじわっと伝わってくる作品です。笑って、少しほろっとして、誰もが普段は恥ずかしくて人前ではさらけだせないような屈折した思いや心のもやもやしたものを登場人物がぶちまけてくれることで、観ている者の傷が癒されたり心の重荷が少し軽くなったりしてencourageしてくれているようにも感じました。
また、普通の何気ない会話で交わされるせりふ、照明による一日の移ろいの表現や季節感のある作品作りなどから作者の繊細な感性をうかがい知ることができる作品という印象も受けました。
2014/09/27 10:45
コメント有難うございます!
谷川さんも、フルートを吹いて
頂こうかと思いましたが、
断念してしまいました…
沢山感じて、受け取ってくださって、
感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも心に届くような作品を
作っていけるよう、
頑張ります!