満足度★★★★
面白かったです。見て損はないです。
終始飽きずに見れて面白かったです。
観劇時間もちょうど良く、中だるみもありませんでした。
笑いあり・ホロリとするところもあり、簡素な舞台でなかなか魅せるのは、役者さんの実力があるためでしょうか。
満足度★★★★★
作者の、人に対する鋭いながらも優しいまなざしと繊細な感性を感じさせてくれる作品
衝突して傷ついたり、ごまかしたり、癒し癒されたりしながらどう生きてゆくのか、人の営みの根本的なところを鋭くとらえると同時にどこか心に痛みや傷を抱えながらも不器用で実直に生きている人へ向けるまなざしの優しさ、温かさがじわっと伝わってくる作品です。笑って、少しほろっとして、誰もが普段は恥ずかしくて人前ではさらけだせないような屈折した思いや心のもやもやしたものを登場人物がぶちまけてくれることで、観ている者の傷が癒されたり心の重荷が少し軽くなったりしてencourageしてくれているようにも感じました。
また、普通の何気ない会話で交わされるせりふ、照明による一日の移ろいの表現や季節感のある作品作りなどから作者の繊細な感性をうかがい知ることができる作品という印象も受けました。
臨場感ある
笑いあり涙ありというと月並みですが、素敵な作品でした。
自分の記憶の一部を呼び起こすような懐かしさと、
日常でなんとなく抱えてしまっている不安に共感してくれる、
そんな臨場感ある舞台でした。
女流作家シリーズで「団塊」がテーマとのこと、
女性が共感しやすいんじゃないかと思いました。