満足度★★★★
身につまされる
ラビット番長の人気シリーズも、今回で一応、ファイナルだ。流石に安定した作りである。が、自分は、其処に不満を感じた部分がある。今作で気に入った役者は3人、作・演出も手掛ける井保 三兎さん、福田役の福田 貴之さん、そして、ヘルパー役の西川 智宏さんだ。作・演出を手掛ける井保 三兎さんが、実際に介護の仕事に就いていたからこそ、書ける作品ではあろう。
劇作家になっても、人の心を思い遣る気持ちや、その想像力の質が、相手の立場に立って考えるという点は、介護職の時も、今も、余り変わらないのではないか。そう感じさせる想像力の劇である。と同時に、描かれている方々には、実際のモデルがあるとか。
2014/09/25 13:05
ご来場ありがとうございました。
ギンノキヲクが触発されたことがあることだけでも嬉しいです。
初日で不安が多くありましたが、貴重な意見を頂けてありがたかったです。