満足度★★★
説明不足かも…古書店が舞台で、そこの主人と間借人が織り成す話。そして冒頭から公演のキーとなる「鍵」が役者の手に握られている。公演のキーとなるのが、二つあるドアのうち一方だけ選択(開けられる)できるということ。さしずめ“人生は一度だけ”、ということだろう。絆す(ほだす)という言葉は、人からの愛情なりでヤンワリ束縛されることらしい。しかし、本公演は“運命”または“宿命”という言葉が合うような印象を受けた。どちらにしても人間の渦巻く欲望、エゴ、そして厭世的な面も垣間見えて面白かった。
ネタバレBOX
0
2014/09/10 23:44
このページのQRコードです。
拡大