ほだす -刻み続ける時計- 公演情報 ほだす -刻み続ける時計-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.5
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★

    説明不足かも…
    古書店が舞台で、そこの主人と間借人が織り成す話。
    そして冒頭から公演のキーとなる「鍵」が役者の手に握られている。
    公演のキーとなるのが、二つあるドアのうち一方だけ選択(開けられる)できるということ。
    さしずめ“人生は一度だけ”、ということだろう。
    絆す(ほだす)という言葉は、人からの愛情なりでヤンワリ束縛されることらしい。
    しかし、本公演は“運命”または“宿命”という言葉が合うような印象を受けた。

    どちらにしても人間の渦巻く欲望、エゴ、そして厭世的な面も垣間見えて面白かった。

    ネタバレBOX

    古書店は親の代から受け継いでいるが、今の時代に流行らなく経営は苦しい。その古書店には売れない(書けない)作家、写真家の卵など、夢を捨てきれない住人が住んでいる。また、親の代からの駄目使用人も…。そんなゆるーい環境に、以前住んでいた男が立ち退きの交渉人として現れ、自分は成功者だと吹聴する。

    夢をあきらめ現実路線へ、または夢を追い続けるのか、揺れる気持ちの住人達の右往左往が面白く描かれている。

    そして今後、人生はどう生きていくか。どのドアの「鍵」を選択するのだろうか。示唆に富む内容の公演だった。
    しかし、その面白さが十分伝わらない、というか印象が薄い。印象にあるのが、役者のパントマイムだけではさみしい。
    今後の公演に期待しております。
  • 満足度★★

    観劇の感想です.
    初見です.
    グッヅ買いました.センスが良くて買えて良かったです!
    お話の方は...いいたいことがわかるような気がするのですが,何と言うか,脚本力不足は否めない気がします.俳優さんは本屋の男性はすごく雰囲気があって良かったです.全体に悪い意味で若い感じ。劇団名もすてきだし、センスもあるのだから芝居の方はいろいろな角度から再考してみてほしいです。

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