懐郷物語 公演情報 劇団EOE「懐郷物語」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    一所懸命だが
     軍事を物語る場合は、地理的、政治的、国際的視野をもう少し広げておいた方が良い。また、念を形にする時、リアリティーが不足であれば、作家の最も深い所から立ちあがってくる照れなりなんなりがないと、容認される巾が狭まる。(追記2014.9.18)

    ネタバレBOX

     シナリオに描かれているテーマ、テーゼに一切新味が無い。これは決定的なマイナスである。外界から断絶する、させることを良くやってきたようであるが、恐らくは、それが原因であろう。何でも縛れば良いというものではない。寧ろ、基本だけ教えてあとはほっぽり出す方が、優れたものを生みだすのではなかろうか? 今日、拝見した作品は、つか こうへいに似たテイストを感じはしたし、ある部分、役者の熱気などは、つか全盛期の時代の役者の演じた熱気をフィルムで観たことしかない自分は、そのフィルムから感じたのと似た感触を受けた。然し、舞台のそれでは無論ない。

     唯、自分にも、観終わって暫く金縛りにあった舞台がある。その時、同じ舞台を観ていた観客全員が、自分と同じ状態であった。終演の瞬間、会場は水を打ったように異様な緊張感を伴った沈黙に包まれた。誰もが息を呑んで、静まり返ってしまった。暫くして、其々が我に帰るや否や、割れるような拍手が起こった。大阪の劇団、Mayが、タイニイアリスで演じた「風の市」上演の際である。自分が、小劇場演劇に嵌ったのは、この公演を観たからである。演劇にはそれほどの衝撃力があるが、そんな舞台は、千本に1本位のものだろう。シナリオ、演出、音響、照明、演技、文化・歴史的背景等々が、渾然一体となって、観客のイマジネーションを最大限に揺すぶり、感応させ、至高の高みと地獄の底を引きずり回して魂の底の底までカオティックな熱で焼くとき観客は、身も心も役者や舞台と溶け、交わって壮大なイマージュの時空を創造するのである。
     このような舞台を作り上げる為には、外の世界を知り、自らを知り、真に葛藤しなければならない。魂の鍛錬を、このような精神的レベルに於いて行って初めて、「風の市」のような傑作が生まれるのだ。肉体的な鍛錬は、この魂の鍛錬に比べれば、負荷は軽いと言わねばならない。なぜならば、それは、無限を相手にするわけではないからだ。

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    2014/09/07 13:06

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  • ハンダラです。追記しておきました。
    自分はアナーキスト左派なので、自由を制限することには、
    大反対です。ワジディと直接話をする機会があった時に、
    話したのですが、彼の作り方は、非常に民主的なものでありました。
    (ワジディーは、もともと、レバノンで育っているので母語はフランス語、
    ですから、フランス語で話をしました。外国語で話せるのは、表現する者の
    基本的能力の一つでしょう。)

    2014/09/18 03:21

    ハンダラ様

    お早う御座います。
    劇団EOE制作部の佐藤望です。
    お忙しい最中、書き込み頂きまして、有難う御座います。

    そして、今回は「見たい」の欄でも
    何度もご返信頂きまして、有難う御座いました。

    追記の方も、お忙しいとは思いますが
    お待ち申し上げます。

    2014/09/13 08:58

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