グレーテルの妹 公演情報 シアターノーチラス「グレーテルの妹」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    お菓子の家を探すコトにひっかけた物語
    何ともいえない雰囲気の芝居であったと感じました

    話の内容は単純ともとれるのですが・・・・。
    これは見てみないと判断し難いかなぁって思えた1時間50分程。

    ネタバレBOX

    平たく物語を話すと、結婚を1ヵ月後に控えた女性が、知らなかった情報を聞き及び周囲の人間ともども悩む話。 かな・・・。

    入り組んだ人間関係が錯綜する群像劇とも云えますでしょうか・・・・

    3~4棟あるらしい集合住宅内の一室のリビング→舞台としては白い長方形のテーブルに青色の椅子が5つあるだけのシンプルなセットでした。

    15年前に母が失踪した家庭=長男とその奥さん&長女(1ヵ月後に結婚を控えて親友がウエディングドレスを縫ってくれている)&次女(母の読んでくれた童話に+して、この彼女が「グレーテルの妹」と母に呼ばれていた)&ボケているのか?森を巡るといって住宅周囲を徘徊する父。
    この家庭を外から見つめていた女を長女と同級だった親友の夫が連れてきてしまい、話を聞く羽目になる。話とは長女の結婚相手は自分が以前付き合っていた男性で、今ではストーカー化して怖いというものであった。
    この話から端を発して、人は何処までその人物を理解してるのか?といった心理的な哲学的な話も垣間みられる展開に感じたデス。

    この劇団さんは物語を明確に結論着けることはしないで、話の行方は観客に任せるといった感じですね。 なので物事がハッキリしないと気持ち悪いとか思う方にはお奨めはできないです(-_-;)。 

    まぁ自分、結構この話は気に入りました。 会話は解り易いんですが、積み上げた物語は難しいものになったという感じです。

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    2014/09/06 02:29

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