満足度★★★★
エンターティメント
説明だけだと暗い話に思えるが、ツラヌキ流の楽しさもいっぱいの舞台。歌有り、ダンス有り、殺陣有り、そしてじんわりと心に染み込んでくるもの有り。テンポ良く面白い舞台だが、テンポが良すぎて、主役の転落していく様子に心が引き込まれない。さすがにウチクリさんの芝居でラストの山は切ない気もちになったが、もう少し、観ている側の感情の流れを計算してはどうだろうか?抑えるところは抑え、溜めるところは溜める。そんなものがあれば、もっとこちらにも伝わるものが大きかったのでは思う。少し作りの爪が甘かったのではないだろうか?が、エンターティメントとしてはかなり楽しめた。
2014/09/08 19:28
2014/09/07 12:10
確かにムラはありますねぇ・・・。また、いろいろ要素を取り入れる劇団だけに、それが売りといえば売りですけど、上手くまとまらないうちに船出してしまったような気がします。台本の出来上がり公演一週間前、それからギリギリまで手直ししていたようですから。動き出す前にもっとじっくり煮詰める時間があれば、もっとしっかりした舞台になったと思います。