妥協点P 公演情報 劇団うりんこ「妥協点P」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    快作
    台本の題名が気になります。

    ネタバレBOX

    文化祭でとあるクラスがやるお芝居の内容に先生がケチをつけたことから始まる大騒動。

    教師と生徒の純愛物語の題名は最初「よしおとジュリア」でしたっけ。それが「熊楠物語」とかに変わって、山形先生は読み上げませんでしたが、最終版は「妥協点P」じゃないかと思わず思ってしまい、役者さんたちは最後に登場する台本通りに演じさせられていたのかと思うと頭が混乱し、とても心地良い気分になりました。

    学園祭の各クラスの企画を決めるためのバトルと言えば、Aga-risk Entertainment『ナイゲン』を思い出します。ナイゲンでは大人の対応という結論を出しましたが、本作品ではこの場では結論を出さず、これからみんなで一緒に考えましょうといういかにも学校公演向けという感じもしました。

    ソクラテスまで引き合いに出し、一つ生徒に妥協したらズルズルと行ってしまうと言う山形先生、片や検閲は憲法違反とする結城先生、三好先生は疲れ果てて化粧が崩れかけていましたが、実際に生徒を妻にした熊楠先生がいたりして話は盛り上がりました。最後、三好先生がクルクルしたポテトで元気を取り戻され本当に良かったです。

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    2014/08/29 10:50

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