満足度★★★★
噛んでもすごい “芸術を媒介とした恋愛関係”は、その言い訳も高尚で芸術的だ(笑)“共通の志を抱いているのだ”という大義名分を信じればこそ、3人とも長きにわたって気持ちを保てたのだろうという気がする。家庭と愛人を行き来する自己中な男を、許し愛する2人の女の“縄張り”が美しいセットと照明によって浮び上る。理想と現実を近付けようとシャカリキになる中年男の台詞が質・量共にすごい。脚本家と俳優の力がストレートに感じられる舞台だった。
ネタバレBOX
0
2014/08/28 00:39
このページのQRコードです。
拡大