満足度★★★
欲望の方が勝っていた印象個人的に安部公房氏のイメージは、劇作家より小説家の印象。舞台内容がどこまで真実なのかは不明だが、この舞台では妻より愛人(この例えが妥当かは微妙だが)目線。それゆえ奥さんの存在がやや不憫。不倫相手の成長と作家晩年まで淡々と進行したメロドラマと思えばよかったのか。火宅の人とは異質なダメ男にも思えたが、実際接するとそこがまた魅力的に見えて来るんだろうな。縄田さんの演技や、赤と白の対比させるような衣装、簡素だけど整然と見える配置の舞台セットが印象に残った。約90分。
ネタバレBOX
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2014/08/28 00:04
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2014/08/29 20:46
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やーん。嬉しい。笑。