TangPeng30 B Group-(石榴の花が咲いてる。)×劇団11×プレス 公演情報 SAFvol.8 TangPeng30-B「TangPeng30 B Group-(石榴の花が咲いてる。)×劇団11×プレス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    シアターグリーン学生芸術祭参加作品(短編B)
    まだ芸術祭期間中であり、また各作品の感じ方が違うため★評価は控える。
    評価★(追記2014.9.9) 

    『家路をたどる』(桜美林大学)★2.5
    契合するようなテーブルを前にした兄弟姉妹5人のゆる~い会話劇。芝居全体が緩い。

    『僕とキミの自転車周遊記』(明治大学)★3
    日の出を見るため、男女二人乗りの7.5キロのサイクリングストーリー。オーソドックスな作り。

    『距離感を見誤る#』(東京学芸大学)★2.5
    雰囲気はデカダンだが、若さ溢れるパフォーマンス。表現内容は理解困難だったが…。

    ネタバレBOX

    『家路をたどる』(桜美林大学)
    母の再婚について話し合う子供5人(10代後半~30歳前)の様子。その会話の「間」や「テンポ」がぎこちない。テーマは何だろう。”家族という枠の中の個人のエゴ”というイメージでよいのだろうか。演出は、契合するテーブルを移動することで場面転換を図っていた。セリフの主客によって座る位置を変えていたが、それは目先のことだけ。逆にその動作は目障りとなり、演出を陳腐にさせると思う。短編を意識しテーマと演出が上手く結びついていれば…残念でならない。

    『僕とキミの自転車周遊記』(明治大学)
    舞台中央に自転車が一台設置。20歳代の男女が二人乗りして、海まで日の出を見に行くサイクリングストーリー。ペダルは女性がこぐ。走行距離は7.5キロで短編30分の舞台設定にはちょうどよい。物語に大きな変化はないが、久しぶりに会い近況を淡々と話し合う姿は微笑ましい。また、騒音の音響や信号に見立てた照明色など、細かい演出も良かった。暫しの別れを前に、少し切ない思いが滲みでていた。

    『距離感を見誤る#』(東京学芸大学)
    自分にとって、この公演は意味不明のまま未消化に終わったという感じ。例えば、唐突に子供のころに遊んだ「缶けり」や「ダルマさん転んだ」が演じられるのは?また上半身縛られた女性が下手から上手を立膝で何度も行き来する動作は?
    キャスト数が14名と多く、常に舞台上に全員居るから芝居としての空間利用が制限される。一方、狭隘になった空間でぶつかりそうにダンスをするさまは迫力があった。なんとも不思議な公演であった。

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    2014/08/20 18:05

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  • タッキーさま


    観てきたコメントありがとうございます。
    劇団11の中西です。

    この度はご来場いただきまして誠にありがとうございました!
    大変嬉しいコメントをたくさんいただいて幸せです。
    短編Bは来週も本番がありますので、このお言葉を励みに、
    メンバー一同頑張っていきたいと思います。

    また機会がありましたら、お会いできることを楽しみにしております。
    失礼いたしました。


    劇団11 キャプテン
    中西 崇将

    2014/08/23 17:05

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