ひょっとして乱で舞ー 公演情報 時々、かたつむり「ひょっとして乱で舞ー」の観てきた!クチコミとコメント

  • I am a who?

    小劇場でしか、解明できない世の中がある。



    「3Dプリンター」の市場化が すでに始まっている。肉体を立体スキャンし、コンピューターに取り込み、小さなフィギュアを造形する。その販売価格は一体数十万だという。
    「ろくでなし子さん」のフィギュアなら購入客が殺到するだろう。
    ところが、自分の肉体は洗面台に行くたび世話になる。
    同サービスの利用者はリカちゃん人形と幸せな結婚生活でも送っているのだろうか。


    『ひょっとして乱で舞ー』を観劇。大半の小劇場公演は「パフォーマンスが本編を邪魔」していた。踊りは基礎稽古の一部だが、小学生からヒップホップを自主的に学んだ若者や毎日スクールに通う生徒と比べ、「役者」が上など ありえるか。それは自己満足だ。

    しかし、この常識を否定したのが『ひょっとして乱で舞ー』であった。「歩行動作」を機械的に表現するダンスは まことにスタイリッシュだ。必ずしも高い技術を要していないが、「科学文明と生命倫理」という本編のテーマを先駆けたのである。
    「オープニング・パフォーマンス」または「アフター・パフォーマンス」ではなく、本編とリンクしていく「パフォーマンス」。見習う価値がある。





    台詞を「新鮮」に聴く。これが できる役者陣だ。徹底した会話のリアリズムは仕草、目線、思考にり現れており、観客は まるでドトールにいる「他の」友人グループの話を聴かざるをえない状況に陥ったようだ。



    ※ネタバレ追記あり

    0

    2014/08/16 00:51

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大