見果てぬ夢 公演情報 ランプの伯爵「見果てぬ夢」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    しみじみと
    病院の中庭、そこには花壇やベンチがあり患者が集っている。そこに、がん告知された男性…妻は妊娠三ヶ月。状況設定だけで泣けてくる。
    この男性を取り巻く病院関係者、家族、友人などの交流が胸を打つ。

    当日配布の案内に、本作を書いたときの気持が記されており興味深く拝読した。その中で脚本に対するイメージを「ストレート」、「ベタ」と表現していたが、それは観客に伝えたいメッセージが明確なこと。それだけに強い印象を与える作品になっていると思う。

    さて、主人公の病は進行して…ラストは感動。
    (ネタバレBOX)

    ネタバレBOX

    主人公は手術に成功して、無事退院する。

    糖尿病で入院している患者が倒れ、車椅子生活になった時のこと。患者は回復(リハビリ)に対して消極的な態度。半ば自暴自棄になるが、そんな態度に医師が放った言葉が衝撃的だった。

    人はいつか死ぬ。人生は初めから負け試合のようなもの。それでも立ち向かっている。どう生きたかが大切なのだ。
    がん告知が出来ず、その練習までする気弱な医師が、本音で諭すセリフ。まさしくストレートでベタなシーンであるが、胸が締め付けられる。
    脚本は見事であるが、演出もあまり暗くそして重たくならないよう、所々に下世話なシーンを入れ工夫している(テーマに対して少し軽くなったかも)。
    実に見事な公演でした。今後の公演にも期待しております。

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    2014/07/31 17:37

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