小玉久仁子一人芝居 公演情報 ホチキス「小玉久仁子一人芝居」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    一人芝居初観劇であります
    う~む(^^)観客を楽しませようとする姿勢が好ましい舞台でありました。
    70分予定と言っといて、その実80分超えの面白舞台でした。

    小玉さん好きだなぁ~と贔屓の引き倒し(^^;)
    星は満点としてしまいます!

    ネタバレBOX

    4話のオムニバスinゲストライターとうたっておいて。その実、前説も楽しめる作品化してあり(^^)実質5話だよなぁ、とか思える出来でした。→間違えました、パンフに5話と書いてありました(-_-;) 舞台上に椅子が4脚出てて向かって左の椅子から物語を語って使用するという芝居方式でありました。(ので先に記憶で書き込みしてたんで正確では無かったですね~)

    その上に一人芝居というコトもあり、幕間に時間が取られるからと観客対応に米山氏の幕間小説が舞台背面に投影される細かい配慮(^^)。これがまぁ、小玉女史のキャラにも被せた様なハートウオーミングな出来で楽しませてくださいました(また季節もひっかける感が巧みっす)。

    各作品で、おばさまから女子高生まで演じ分け。役幅広いなぁと感心させられたです。(前説芝居で配った岐阜のお菓子、ちょっと欲しかったかな~(^^;)とか思ったっす。)

    ”女優小玉久仁子を限界まで追い込む!!”ことは、
    この程度では出来なかったのでは・・・とか思えたデスね~。

    サブタイトル?の「夏のイワシンドローム」って、
    PMC野郎のサブタイみたいでユニークね(^^)

    1話 「前説の女」 椅子を使わず舞台登場いきなりかまします、
    「わたくしクニコの母、シズコと申します(^^)」と。
    使い慣れないガラケー使って、
    楽しいボケをかましてくれるお母様を好演されてました。
    (格好のらしさが上手です→真珠のネックレスに紙袋とか衣装など)

    2話 「夏に忙しい女」 歌手デビューしたはずのオキタメグミさんが語る、
    夏にふさわしい話=怪談話で受けてる歌手(^^;)
    オキメグのとっておきの怪談話です。いまだ歌手を引きずってるが、
    話が受けてることは納得してるようです。 喪服ドレス姿であります
    オチの写真の使い方(舞台背後の壁に投影)が秀逸でした。

    3話 「Eat Me Bady」 (ほさかよう) 男の人を自宅に招待したアラサーさんの心情を切々と楽しく語った作品です。 anan(アンアン)はバイブルという設定が楽しかったです。 かっこは白いバスローブっす

    4話 「手紙」 (詩森ろば)たぶん亡くなってるであろう
    女性の手紙の朗読です。母として妻として女性として切せつと、
    淡々と語られる長台詞は心揺さぶられました。 

    5話 「スーパーお母さんよ永遠に」 巨大化して怪獣と戦っていた母の代わりに娘である女子高生が怪獣退治に借り出されます。最初は嫌々で文句を言っていた娘でしたが、母の不調が先の怪獣との戦いであったと知ると、敵とばかりに戦いに赴くのでありました。(反発しながらもお母さん大好きな娘の感情がよく表現されてました&格好がほとんど小学生のヒーローごっこ風で笑いを誘います)

    幕間小説=米山 父と喧嘩して娘と沖縄旅行に来た母の行動を娘の視点から語る一人称小説=全3話

    0

    2014/07/28 06:27

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大