愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了致しました。ありがとうございました! 公演情報 TOKYOハンバーグ「愛、あるいは哀、それは相。※無事公演終了致しました。ありがとうございました!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    再演だそうですが・・・・・
    テーマを考えると何か時代の節目節目にはブラシュUPして上演するべきでは?とか勝手に思った、あの「03/11」のその後の話です。基本は登場人物の行動が投げかける正解といえるものが無い、問いかけのような感じを受けました。んで、何か一味足りないかなぁ・・・とかも思った。しかし、舞台の完成度は高かった約2時間(予定は1時間50分です)

    ネタバレBOX

    基本は伊勢神宮の近くにある、ゆる~い経営の喫茶店「ホットライン」(昼のランチも20食ぐらいで余る時もあり、朝は7時からのモーニングやってるが弊店はあいまい・・だいたい19時までには閉めてしまう。)で。そこに東日本大震災での原発そばの町から両親と死別して疎開してきた3姉妹と関わる伊勢地元の方々の交流が基本です。(喫茶経営陣が姉妹の親戚です)

    上手だなぁと思ったのが折りにつけ入る伊勢の土地の説明でした。
    リアル感がよかった(^^)

    ただ登場人物(伊勢側)の数がそこそこ多くて、ちょっと理解に時間がかかったかな?放射線・子供・次代の担い手=女性がメインで生活や人の思い→行動が坦々と語られてゆくのがよかったです。飄々とTVゲーム(昔の喫茶店にあったテーブル型→花札ゲームのようで、五光がでて皆で記念写真撮るシーンはホノボノしててよかった(^^)、よく筐体見つけてきたなぁ=ホントに電源入ってるのかしら(^^)を喫茶店にやりにくる常連の畳み屋→蓑田さん。他に、黒づくめで鋭い意見をぶつけてくる作家さんの存在感は大変好みでありました。

    キャスト紹介のパンフレットも悪くは無かったが、人物の多さなど考慮すると相関図などにしてくれた方が嬉しいかしら(^。^)?

    開始はちょうど震災当日の避難シーンをフラッシュライトや轟音+逃げ惑う人々で再現です=津波に飲み込まれてしまうと、叫んでいた人々が急に無言になり立ちすくんで見てるしか出来ないというシーンは心に残ります。

    将来好きな人の子供を生むであろうコトを踏まえての疎開(姉妹という設定が生きます)であったが、取材で再び福島に行ってきた作家甲本(コウモト)氏から次女の婚約者の死亡=遺体確認がとれて、故郷に戻るコトを選んだ真帆の行動も納得はできるものの、これもまた正解の無い回答だよなぁ・・と琴線に触れました。

    三女の夏帆には転校先の高校で彼氏らしき人も現れたり、喫茶店のマスター君も震災で延ばした結婚式を5月には執り行う運びとなり。だんだんと明るき兆しがみえますが、物語は丁度1年後の03/11を迎えたところで終劇となります。

    チラシのあおりにあった通り。気を遣うことは、無いものとするのか?隠すのか?現実を認めさせるのか?ほんと答えは見えない問いかけだなぁと思えた、心に響く舞台でありました。


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    2014/07/17 07:59

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  •  食事などをキチンと用意されていて、
    コーヒーなども粉を挽いて本格的に出すのはリアリティに一枚噛んでて素晴しかったです(^^)
    水分は役者さんの喉を潤して台詞等滑らかになるでしょうが、
    固形物の嚥下などは大変でしょうね。 上手に水分摂る演出も必要ですかしら。

     何か一味足りないと感じたのは、正解の無い問いかけだったからではと考えております。 
    今後も琴線に触れる舞台を作り上げていくであろう事を楽しみにさせていただきます。

    無理をしないで頑張ってください(^。^) 

    2014/07/21 00:13

    長寿郎さま

    「観てきた」へのコメントありがとうございます。
    TOKYO ハンバーグの仲村です。

    細部までの丁寧なコメント、ありがとうございました。
    戴いたご意見を真摯に受け止め、これからも成長して参りますので、
    今後も応援よろしくお願いいたします。

    この度はご来場いただきましてありがとうございました。

    2014/07/19 04:21

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