満足度★★★
時代劇…椿太助の治療法
全く異なる劇風の2作品が上演したため「観てきた!」は分けて記載する。
本公演は時代劇で、劇中案内役が手塚治虫原作のブラック・ジャックのような悪徳医者の話だと言う。しかし、それは少し違ったようだ。物語は、病気に苦しむ患者の患部に手を当て、“痛いの痛いの飛んで行け”と言う掛け声をかけると、まさしく”病魔”が現れ、その魔物を退治していく、と言うもの。病魔役は独特のメイクで醜怪さを表現していた。ただし、アクションシーンは観せているが、迫力に欠けていた。病魔退治の場面は面白いが、それだけに終わっていたのはもったいない。出来れば、自分に巣くう病魔と闘うという最高の見せ場があったら…
上演時間60分、少し物足りなさがあった。今後の公演に期待しております。