満足度★★★★
現代編・UTSUKEは誰だ?
現代編。これは現代編といえるのか悩み、そして納得する始末。
世に言う「おおうつけ」な信長さんをはじめ、UTSUKEな人が一杯。
笑えて、悩んで、感動して。若い役者さんがたくさんでてるけど、それがまさに作品の「強味」として作られていく感じ。
信長役・利家役の役者さんが真っ直ぐで、役の心情が伝わって周りを覆ってしまう雰囲気。
アイドルの女性達が適応力高すぎて笑えてくるけど、その真っ直ぐさが、本当に純度の高いダイヤみたいで頼もしい。
どんな状況の変化に対しても、一本芯を通したような強さを見せてくれる。
信玄の懐の深さなんかは、これをただのコメディに終わらせないベースとして敷かれている。
終わってみて、「思ったより優しい」なんてセリフがなぜか残る。
「異」なる存在への理解と絆って、この作品全編通したテーマなのか?
UTSUKEが多すぎて、みんな愛おしく思えてくる。
結局泣こうが、笑おうが、爽快感が半端無い作品と思える。