満足度★★★
観せる、魅せる
少し気弱な人が、何かのキッカケで前向きに物事にあたる、そんなことは日常においても見かける。本公演は「アラジンと魔法のランプ」をパロディ化した場面を取り入れ、ファンタジーな観せ方であるが、その主張は自立を上手く描いていると思う。
脚本・演出は変幻自在のようであるが、奇抜さは少ない。現実と夢想という多空軸を用い、その各時空・世界感の中で対立軸(敵役)を構成する。観客としては状況設定が明確で分かりやすい。しかし、その描き方は緩く感情移入させるには至らない。ただ観て楽しむだけではもったいない(そう言えば、前説で肩肘張らず気楽に観てほしいとあったけど)。
演技は登場人物の役柄を生き生きと演じており面白かった。
劇中、観客参加型の企画があったが、楽しませるサービスは好ましいが、観劇という観点からはどうなのか?
明るく元気がもらえたのは収穫だ。今後も楽しい公演を期待しております。
2014/06/30 18:22
有難うございました!
また「観てきた」コメントにもご感想いただけて大変嬉しいです。
是非8月、花やしき公演もございますので
お時間ございましたらご来場おまちしております!
今後もはちみつシアターをどうぞ宜しくお願いいたします!