満足度★★★
嫌演…
個人的には嫌いな作風だ。
先に評価した所から記す。演出は、世紀末を現す事象をシニカルに描いており面白かった。テンポは、中盤までは緩やかで退屈気味だが、後半にかけては引き込むチカラはあった。演技は、総じて若い役者が生き活きと表現しており魅力もあった。
しかし、脚本(ストーリー)が嫌いだ。為した世紀末…そして誰もいなくなった。描きたい内容は分かるが、その結末が…逆説的な落とし込みだろうか(そう感じられない)。
そぅ、集団的自衛権の憲法解釈を論じている状況下で、
自虐的な物語は嫌いだ。あくまで個人的な見解…。重
ねて書くが、演出は面白い。今後の公演に期待しております。