満足度★★★★★
「好き」を再認識
今更の感想で申し訳ないです。
「無差別」を観た時に感じた、
無機質なのに有機的で、
具体的なのにぼんやりとしかつかめなくて、
関連性のない言葉遊びのように見えてそうではない、
そんな、
観る人間が五感全部を使って感じとろうとしないと
逃げていってしまいそうな世界をもう一度味わいたくて、
そこに篠井さんが入られることでどんな科学反応が現れるのかが楽しみで、
観に行きました。
そして「私はこの空間が好きだ」ということを再認識できました。
演じている人の外観・性別・年齢。
そんなものは関係なく、
表情さえもさほど関係なく、
空間、動作、声、光。
そういうものが、その場、その場を構築していく。
この空間が私には心地よく感じられます。