満足度★★★
盛り込みすぎ
マタギの夫婦が住んでいる家に、商人、偽僧侶、訳あり(謎)中年女性、女子高生が集まってきて起こる事象…。SF、オカルト、亡霊などてんこ盛りにしたストーリー。
ストーリーは、もう少しわかり易いというか、場面転換によって別公演にならないよう工夫が必要だと思う。テンポも緩慢になる場面がある。脚本と演出がバラバラのようである。本作は夢想・空想の世界観だろうか…実は最後の結末も理解できなかった。
舞台装置・衣装(甲冑)は見事な作りである。この美術は見応えがある。それだけにストーリーをわかり易く整理し、それに見合った演出をすれば、と残念でならない。
今後の公演を期待しております。