満足度★★★★★
テロリストたち「世界大戦勃発の発端」として、その地名ばかりが記憶に残っていたサラエヴォ。主義・思想を超えて“不満”で繋がる若者たちのエネルギーが生々しく描かれ“大人の事情”に利用されていく過程がリアルで迫力があった。生き残った二人の回想というかたちで現在と過去を行き来する構成が秀逸。怒涛の事件当時と、老人の振り返りの対比が鮮やか。こういうテーマに普遍性と現在を重ねる制作側の視点に感動する。
ネタバレBOX
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2014/06/12 23:59
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