2014年版 BANRYU 蟠龍 ご来場ありがとうございました。 公演情報 世仁下乃一座フェアアート/岡安伸治ユニット「2014年版 BANRYU 蟠龍 ご来場ありがとうございました。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    身体表現の素晴らしさ
    楓組観劇。座高円寺1の広い舞台を役者7名が出ずっぱりで動きまわる。それは素晴らしい公演だった。
    現代民話…東北地方の龍脈のへそにあたる、今は過疎化した村に伝わる物語である。少し長くなるが作・演出の岡安伸治氏の文章を引用させてもらう。「人間の両の手に持てるものには限りがある。何かを手に入れるために何かを失うことを覚悟しなければならない。人間の欲に限りはなく。過疎の村は生き残るために何を選ぶのか。」と…。そこに引用した設定は”核”に関すること。しかし、この公演について言えば、あまりに現代的な問題を絡めている。確かに、今切り出すのが旬であろうが、もう少し時を経て考察しても…。
    いずれにしても、役者のダイナミックな「現代版奉納芝居」は素晴らしい。
    今後の公演にも期待しております。

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    2014/06/12 23:27

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