パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました! 公演情報 おぼんろ「パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度

    大いなる子供騙し
    主役のキャラがイタくて耐えられませんでした。最初の長い長い口上が至極どうでもよく、本編が始まる前に心が離れてしまいました。つべこべ言わずに始めてほしかったです。こんなに内輪にまみれた舞台は久しぶりに観ました。何の疑いもなく観客は味方だと思ってるんじゃないでしょうか。おぼんろ、この劇団名二度と忘れません。

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    2014/06/12 22:48

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  • 主宰の末原です。

    厳しいご意見、ありがとうございます。
    とても参考になりますし、真摯に受け止めたいと思っています。

    なんの疑いも無く、観客が味方であると考えている訳ではないのです。
    一人としてファンのいなかった時代、
    そもそもを路上演劇から始めた僕にとって、
    公演に際して観客はひとりとして用意されているものではなく、
    毎日そこでパフォーマンスによって出会い、味方にしなければならないものでした。
    それはもちろん、遣り甲斐のある闘いでしたが、
    端的に言えば、抱いていたのは、恐怖です。
    毎日、緊張でお腹を下しては、街に出ました。

    長い前説、
    賛否が分かれていて、
    本人としても、そうだろうな、と思っている部分も多くあります。
    もちろん、あれは路上時代の名残で、
    「ずっとこれをやってきたんだ」と言う誇りもあるにはあります。

    小劇場会でそれぞれのキャリアを積んできた僕らですが、
    「ノルマで観客を呼ばないで済む劇団にしよう」、
    と考えてこれまで努力してきました。
    ひとりひとり、心を込めて参加者に出会ってきたつもりですが、
    それがいまでは「内輪」となっていること、
    そしてそのことによって、初見の方々が入りにくい公演になり始めていること、
    ここ最近になって、多く指摘いただくようになりました。

    これに関しても、僕は複雑な思いでいます。
    「内輪受けめいた公演が腹立たしい」と言う意味が、僕自身とてもよく分かるからです。
    一方で、身内のように応援してくださる方々が多くなったことは、
    ただただ感謝をしていて、僕の中に誇らしい気持ちもあります。
    かつては路上で誰にも見向きをされず、
    泣きながら帰った日もかつてはあったのです。

    いろいろなことを考え直す時期に来ているのかもしれないと、
    いま、考えています。
    個人のい痛々しい演技に関しては、これはただ、いち俳優として高見を望むべく日々の訓練を積んでいく心づもりです。お恥ずかしい限りです。

    わざわざご来場いただいたのに楽しい時間を過ごしていただけなかったこと、
    申し訳ございませんでした。

    「忘れない」と言うそのお言葉の意味をポジティブに覆すことができる日がくるように、
    これから切実に努力してゆこうと思います。

    ご来場、ありがとうございました。



    2014/08/11 13:55

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