満足度★★★★
魅せることは成功か
暗幕で囲った素舞台で、身体表現とセリフ(詩の朗読のよう)だけで状況説明を行う。脚本もさることながら、演出が難しい、と思う。舞台上を神殿以外の場所とし観客席を神殿と見立て、常に視線は正面に向けられる。ギリシャ神話を題材にしていることから、極端(明確)に女性☞平和、男性☞戦争、と象徴的に描くことで感情移入がしやすかった。
また、必ずしも予定調和でなく不条理も…上手な演出で面白かった。演技は、セリフと言うよりは詩を朗々と読んでいたようだ。それが時として哀願、悲哀、歓喜を表現しており見応えがあった。シンプルながら、観客に伝わる公演だと思う。
今後の公演も期待しております。
2014/06/12 00:35
お忙しい中、また、お足元の悪い中、お運び頂きましてありがとうございました。
いつもありがとうございます。
頂いたご意見、次回以降の公演に反映していきたいと存じます。
ご期待に添えるよう、座員一丸となりまして精進致します。
台詞の工夫、視線についても研鑽を続けて参ります!
これからも劇団新和座にご声援賜りますようよろしくお願いいたします。