満足度★★★★★
さすがは…
俳協である。コメディタッチながら流底には、人としての生き様を鋭く問う骨太なテ-マを据え見応えがあった。タイムスリップはよく見かけるプロットで、目新しさはないが、そんな目先の舞台技術ではなく、人としての生き様を正面から捉えたテーマ性を重視した。人としてどう生きるか、それは誰もが一度や二度は考えるのではないだろうか。それをセリフの応酬で十分表現した。侍として一瞬でも生きがいを見出したい、一方日々の生活の中に幸せを感じる生き方…どちらが正しいかではない。どう自分と真剣に、または正直に向き合えるか。
その熱き思いは、時に重厚な作風となり重々しくなる。しかし、本公演はアップテンポにすることで、長時間にもかかわらず飽きさせることはなかった。
脚本・演出はもちろん、役者の演技が素晴らしい!
今後も俳協らしい魅せる公演を期待しております。
2014/06/03 23:35
2014/05/31 10:35
でも、「陽だまりの樹」のほうでコメントをいただき少し驚いています(俳協の方ですから当たり前かな)。
てっきり「天使は瞳を閉じて」のほうかと…出演していましたよね。
俳協の公演は好きです(準劇団員の公演も含め)。
また、観劇させていただきます。
また、三宅さまの活躍も期待しております。