満足度★★★★★
爆発的天才!
僕は知っていたはずでも、
まだまだ上を望んでいる事が分かる公演だった。
凄い。
決して満足をせずにもがいている。
あれだけの事をしているのにも関わらず!?
これだけの熱量を放出する役者が揃い過ぎ!
ラストに至るまでの伏線回収が完璧!
野村侑志さんの脂はもう乗りきっている!
野村さんにしか出せない雰囲気、オーラをまとっている。
もう・・・・いつ爆発してもおかしくないほど張り詰めているのが分かった。
このスケールでないことは一目瞭然だ。
200名クラスのハコでないと、、、、、
このライブハウスのハコでは僕らが贅沢過ぎる。
野村さんの放出する闘気が所狭しと会場中に充満する。
またその野村さんが選ばれる客演陣の懐の深さ、また芸達者さよ!
言い方は悪いが、化け物には化け物が集うといったところか←(申し訳ありません!)
存在感と艶は最たるものだが、
物書きとしての野村さんは秀でている。
前回のオパンポンナイトでも思ったが人の心の機微を描くのが本当にうまい。
人間は誰もが自己顕示欲にまみれる瞬間がある。
だが野村さんの脚本にはその醜い自己顕示欲が見えない。
簡潔に言うと素直なのだ。
だから胸を打つ。
しかも砕く。
イメージで伝わるかどうか不安だが、その砕く時の音なのだが、
しゃらしゃらと綺麗な音が鳴るのだ。
僕はそれが野村さんの持つ力だと信じて疑わない。