「コンスタンツェ ~悪妻と呼ばれた天才音楽家の妻~」 公演情報 劇団UTAKAI「「コンスタンツェ ~悪妻と呼ばれた天才音楽家の妻~」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    悪妻説は嘘?
    モーツアルトの妻、コンスタンツェほど、興味深い人材は居ない。
    著名な音楽家でコレホド悪妻説が唱えられるのは希だからだ。

    しかし、悪妻説が流れたのは19世紀に入ってからで、モーツアルトが世を去ったずーーっと後の事なんだよね。



    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    コンスタンツェの悪妻説は、遊び好きでダンスばかりしていたとか、カジノで負けて莫大な借金を作ったとか、夫の助手にちょっかいをだしていたとか、葬儀にも立ち会わず墓碑も建てられなかったせいでお墓の場所が解らないとか・・・。

    随分な言われ様だけれど、当のコンスタンツェは8年の結婚生活のなかで、6人の子どもを産んだのだからそんな暇があったのかどうかも怪しいのです。



    いあいあ、本当に楽しいひと時でした。
    大好きなモーツアルトの音楽に酔いしれ、ワインに酔いしれ、そして、目の前でコミカルで愉快なモーツアルトや、コンスタンツェなどのエピソードを芝居で表現されるのだから、これ以上の贅沢はないでしょうね。。

    ウエーバー家の姉妹のこと、モーツアルト家のこと、それらを音楽に乗せての風景。

    ひじょうに素晴らしいです。

    モーツアルト没後50年という企画、素敵でした。




    モーツアルトはウエーバーが経営する下宿屋「神の目館」で長期宿泊しているうちにコンスタンツェと結婚する事を決意する。

    モーツアルトは結婚後も浮気をくり返し、結構な遊び好きで莫大な借金も作り、コンスタンツェはその事で悩みも多かったようだ。

    二人の間に6人の子どもが生まれたが4人は亡くしている。


    モーツアルトはレクイエム作曲の途中で亡くなるが、コンスタンツェはそのレクイエムを受け継ぎ、モーツアルトの助手のジェスマイヤーと共に作品を苦労して仕上げる。

    その作品の為に、モーツアルトの葬儀にも立ち会わず、助手と共に夫のメモを頼りにレクイエムの残りの部分を集中して仕上げる。
    生活の全ての時間を注いだ為、悪妻説が流れたが、実際のコンスタンツェはモーツアルトの死後、下宿屋を始めて、夫の残した莫大な借金も自力で返済し、夫の作品の整理に力を注いだらしい。

    その後の再婚相手は、モーツアルティアンだった為、彼女の夫はモーツアルトの全てを執筆したのだから、コンスタンツェの生涯は正に、モーツアルト三昧だったといえる。。



    今回の芝居は喜劇です。

    はっきり言って歌は上手くないです。
    モーツアルト役の高橋などは台詞は噛むし、歌は今一、グズグズでしたが、憎めないキャラで好感は持ちました。


    対照的にモーツアルトの父役の草野、発声が素晴らしいです。
    発声の勉強をしてるのだろうか?


    とにかく、今回の芝居、素晴らしいひと時を過ごしました。

    役者はどなたも濃いキャラで観てるだけで楽しかったです。

    あれで歌が上手だったら・・・完璧でしょうね☆

    2

    2008/07/27 00:05

    0

    0

  • 流石におーじ。
    選曲はレクイエム(K626)、25番、アレルヤ(K165)、アルカンドロ・・(K294)、11番、アレグロ(K4、K271)、15番3楽章、きらきら星(K265)、その次に何故か「魔王」が入り、21番2楽章、そりすべり、メヌエット(K2)、フィガロの結婚、魔笛でした。
    素晴らしい!(^0^)

    流石にエピソードにもお詳しい。。

    はい、今宵の天才モーツアルトは能天気なおちゃらけたキャラでした(^0^)

    最後の行、同感ですね。
    今回の芝居はコンスタンツェよりだったかも知れませんが、間違ってはないと思います。

    この劇団、もうちょっと・・歌を勉強して欲しいですね。
    コレだけ歌を披露して、素人並みじゃあ・・(^^;)
    今はド素人でも、カラオケでプロ並みな輩が多いというのに・・。

    2008/07/28 00:25

    あぁ、至福のひと時を過ごせたようで良かったですね・・。
    選曲はやはり25番、40番、そしてレクイエムでしょか・・。

    史上、悪妻として名高いコンスタンツェですけど、女好きのモーツァルトにとっては、かけがえのない妻だったのかも・・。
    元々姉のアロイジアに夢中だったモーツァルトの前に、尼僧になった姉の代打みたいな登場の仕方だったけど・・。

    遺骨を失くしたことで、悪妻のレッテルをべったりと貼り付けられてしまったけど、天衣無縫なモーツァルトの創作活動には、大らかなコンスタンツェの方がかえって良かったのかも・・。

    「天才」という単語は、まさしくモーツァルトのような人の為にある言葉なんでしょうね・・。

    後年、史上たぐい希なる悪妻、とのレッテルを貼られながら、モーツアルティアンの男性と再婚してモーツァルトの作品を世に知らしめたコンスタンツェ。

    そう考えると、悪妻どころか、モーツァルトにとって、非常に有能のスポークスマンだったのかも知れませんね。

    2008/07/27 19:00

このページのQRコードです。

拡大