お月さまのために 公演情報 森下庸之プロデュース「お月さまのために」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ほめてもらえる。ということ
    会場は満席。御礼満員。素晴らしいですね。

    さてさて、今回の芝居、柔らかく優しくコミカルな芝居。
    そう、言い切っていいと思う。

    元々の本が優しくふんわりした物語だから、そういう意識の中でプロデュースしたんだろうね。

    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    旅に出た中道は寂しくなって帰ってきたものの、見栄のために自宅に戻る訳にも行かず、友人の小野田の所に転がり込んで、世話になる事を決め込む。

    泣き落としで小野田に一週間、世話になろうと甘える。
    一見、柔和そうな中道と、無骨で体育会系で人のよい小野田のやりとりがひじょうに楽しい。。

    登場人物は自分の思いを月に例える。いや、今、見ている月を自分の思いに置き換えているのかも知れない。それほど月は抽象的で美しくロマンを感じるのだ。

    雲は月を隠したいと思っていました。
    いつものとおり雲は半分の月を隠そうとしました。
    半分の月は変わり者でした。
    どんな雲にも隠されたいと思わなかったのです。



    雲とはオトコで、半分の月は私です。



    一方、中道の恋人ゆみは、とてもモテル。
    ゆみの姉はそれに反してまったくモテナイ。
    その事がいつの間にか劣等感として姉の心を巣くってしまっていました。
    複雑に絡み合った糸が固まって解けないのだ。

    姉は全ての者から嫌われてると思い込み、怖いくらいに吐き気がしたりする。


    しかし、そんな姉にも好きだ!と言ってくれる彼が現れ求婚される。



    中道は救いを求めて恋をし、中道に「指がとても綺麗だ。」と褒められた女はその救いの言葉で中道に恋をする。



    きっと、人はみな、認められて満たされたいのだ。
    自分の中の劣等感を細かく粉々に砕いて溶かしてしまうほど認められたいのだ。


    そんな芝居。

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    2008/07/26 17:38

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  • おーじ>
    はい、久しぶりにふんわりとした作品を観ました。
    会場は満席でしたね、さぞかし森下君もご満足だったでしょうね~(^0^)
    森下、可愛らしかったですわね。


    そして、おーじ、貴方を見つけたこともワタクシにとっては、ひじょうに収穫でした。

    イメージはもっと神経質そうな線の細い方かと考えていましたが、こちらも、かわいらしい・・。(^0^)

    逢えて良かったですよ。

    2008/07/26 22:55

    ハイ、優しくてコミカル、何ともふんわりした作品でしたね・・。

    多分、オリジナルの鈴江さんの脚本の持つ雰囲気を損なわないようにしたのでしょうね・・。

    この作品は自分も観ましたので、後ほどレビューをアップします。

    2008/07/26 22:02

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