満足度★★★★★
30人分の人生を体感動乱の歴史物語。30人の出演者によって舞台から観客に押し出されるそれぞれの人生。悲劇を予感させるダンスオープニング、それも30人の役それぞれの生き方、個性にあわせとても細やかな振り付け。衣装も同じく。描かれたのは長宗我部元親と長宗我部家の転落ではなくて、そして実は歴史物語でもなくて、いつの世にもある、誰もが抱え得る普遍的な人間の苦しみ、愚かさや喜び。とてつもなく疲れましたが、観ている人間に「精一杯生きよう」と思わせてくれる舞台でした。
0
2014/05/26 11:22
このページのQRコードです。
拡大