満足度★★★★★
ほのぼの、しみじみ
面白かった。
きっかけとなる「事件」は、面白くするため、感動的に作るために、よく使われる手法なのだが、それだけに、そこに甘えてしまうと、ただの「よくあるお話」になってしまう。
しかしこの作品は、この、ある意味「甘美な常套手段」を使いながらも、それに甘えることなく、きちんと破綻のないストーリーにまとめ上げられている。
余計なお涙頂戴を狙わなかったのも心地よい。
役者さんたちも、早口の博多弁をきちんとこなして、見事。
私ごとになるが、つい最近まで佐世保弁の芝居に出ていて苦労しただけに、思わず大変だっただろうな、などと思ってしまった。
衣裳やメイクなどからも、当時の空気感がちゃんと伝わってきた。
登場人物もそれぞれ魅力的で、かなり極端なキャラも「あり」と思わせてしまう力技(笑)が面白かった。
2014/06/24 19:07
遅くなりましたが、ご来場いただきまして本当にありがとうございます!
佐世保弁もすごく難しいですよね。
でも、皆さんナチュラルに話されていたので、観劇の際凄いなぁと思って観ておりました!
まだまだな部分がたくさんありますが、これからも精進していきたいと思います^^
温かいご感想、ありがとうございました!