満足度★★★
夫婦の話
お葬式っていうのは、生きている人のためのもので。
生前葬っていうのは、亡くなる人のためのもの。
自分の命の期限が切られてしまっているのだと。
知らないで終わりを迎えるのは、とても残酷。
自分が死ぬということを教えるのは酷なこと、と思うのは身内の身勝手な考え。
それは優しさではない、自己満足に過ぎない。
伝える辛さからの、大切な人が死と直面するのを目の当たりにすることからの、逃げに過ぎない。
特にやまもなく、たにもなく、自然体なお芝居。
2組の対照的な夫婦の姿と、身近な人間の死というものについて考えさせられるお芝居でした。
白井さん桜井さん夫婦が、めちゃくちゃ幸せそうでした(笑)
2014/11/16 23:13
素敵なコメントをありがとうございます。お返事がすっかり遅くなってしまって申し訳ないです。
私自身、生きることと死ぬことについて沢山沢山考えた芝居でした。
いざという時に自分がどういう決断をするか、まだ分かりませんが……。
(恐らく)人生初の人妻役で、幸せでした(*^_^*)
また劇場でお会い出来る日を楽しみにしております。
fabricant fin 桜井こまり