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フサエ、100歳まであと3年
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
小松台東「
フサエ、100歳まであと3年
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★★
讃美歌
チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。100分。
ネタバレBOX
フサエ(松本哲也)…97歳。県庁勤務時、ナンパされて結婚した。クリスチャン。
真知子(山像かおり)…フサエの娘。夫が失踪した。フサエを介護する。久美子と康太が心配。
久美子(笹峯愛)…真知子の長女。夫の転勤のためドバイ行きを決意する。頼りない康太にイライラしている。
康太(野本光一郎)…久美子の弟。東京でバイトリーダーしてる33歳。久美子と不仲。下北で購入したパーカを愛用。
信夫(佐藤達)…久美子の夫。変わり者。久美子の不完全な掃除について幸せを感じる。
聡美(伊達香苗)…一人っ子であったためキリスト教の神父の道を歩む。結婚したい35歳。
須藤(尾倉ケント)…フサエの施設のスタッフ。聡美の彼氏。暴走族であった頃、光といい仲だった。年上好き。
光(富永瑞木)…真知子の兄の子。お見合いから逃げてきた。
宮崎県の老人施設の一室。久美子のドバイ行きを受けて久美子や康太が帰省し顔をあわせるが、ピリピリしたまま。フサエの面倒をみてた真知子が腕を骨折し、日本から離れたくないけど離れなきゃならない気持ちの久美子は、いつまでもフリーターで子どもな康太に怒りをぶつける。康太は大丈夫だと啖呵をきり、母子で寿司を食べながら、信夫の悪口に花が咲く。宮崎に戻った?康太はたどたどしくもフサエの世話を焼き、フサエは夫にナンパされた話を康太にきかせる…。
笑いと苦々しさと暖かさがミックスされた、上質な家族物語。役柄と話も、いい感じに混ぜ合わさってる。テンポも良い。
久美子らの話とは別に、聡美と須藤が言い争った中の「親は遠くにいる子の話しかしない」というセリフが響いた。微妙にこどもで、心配が絶えない康太のポジションが効いてる。親の心子知らずな、ガーンと響く感じが非常に気に入った。
真知子を演じた山像が上手い。とっても。信夫のキャラもいい。気色悪さと飄々とした雰囲気のバランス感覚とか。
寿司食べながら信夫の悪口を話てたという康太に、楽しかったでしょとあっけらかんというフサエに笑った。あと、啖呵切った後に牛が歩いてるとはしゃぐ康太に対して「もー」と久美子に言わせるセンスが抜群と思った。
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2014/05/10 20:09
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