満足度★★★★
気楽に見ました
去年のカミュのリーディング公演は都合つかず未見。
フランス人作家の西洋風駄洒落と戯曲全体は陽気にしたいけど、どこか陰気臭がプンプンする不条理さと独特な本読みを見た感じ。
この本を書いたイヨネスコって、結構神経質なんじゃないか?と思ったり。完全に理解出来た訳ではないが、場面事に違った面白さがあって見やすかった。当日立ち見が出ていたのにはビックリしたけど。
広岡さん、村岡さん、動きを封印しても存在が見え聞こえる巧みさと、まことさんや久ヶ沢さんは、読み方、演じ方それぞれ独特で荒唐無稽な素敵さ。暗号のような記号的な言葉使いを見事に発している内田さんと鬼頭さんの夫婦の存在も面白かった。
「禿の女歌手」60分、休憩15分、「椅子」50分
戯曲リーディング後に演出のピンクパンサー抜きの中屋敷さん、内田さん、鬼頭さん、久ヶ沢さんによる約20分のポストトークあり。
ざっくばらんな発言連発でこちらも楽しかったです。