ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」 公演情報 TBS「ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    前評判通りの
    ストーリー的には、三流昼メロみたいな展開で、やはり、「オペラ座の怪人」で感動した人にはちょっとおススメ出来かねる作品でした。

    かと言って、「オペラ座の~」を観てない人には、余計面白くない作品だし…。

    どっち道、あまり推薦はできないかも。

    ファントムとクリスティーヌが主役と言うよりは、メグ(オペラ座のラストで、仮面を手に取る踊り子)と、クリスティーヌの息子グスタフが主役のスピンオフ作品みたい。

    とは言え、オペラ座より更に難曲だらけで、よりオペラチックな歌曲を、各キャストが流麗に歌いこなす様はお見事で、一見の価値(一聴の価値)あり。

    残念ながら、市村さんのファントムは拝見したことがないので、あのオペラ座の方のファントムに脳内変換して、彼の名唱に浸りました。

    濱田クリスティーヌ、笹本メグ、香寿マダム・ジリー、松井グスタフも、皆さん歌唱も演技も文句なし。初ミュージカルの橘さんも、演技も大健闘されていました。

    このキャストで、「オペラ座の怪人」の方を観られたら、どんなに良かったことか…。まあ、実際ありえない願望ですが。

    ネタバレBOX

    あれほど感動した私の気持ちをどうしてくれるの?と言いたくなるストーリー。

    四季のではなく、15周年コンサートの映像を何度も観て、「オペラ座の怪人」に心酔しきりの自分にとっては、このキャラクター設定や、三文小説のような展開には、どうしても納得が行きませんでした。

    クリスティーヌが、ファントムにキスしたのは、そういう意味ではなかった筈。それが、男女の下世話な三角関係もどきにすり替えられ、マダム・ジリーやメグの本心も、あり得ないような設定に置き換えられ、本当に、この脚本、ロイドウエバー自身が手掛けたのか?と疑心暗鬼にさえなりました。
    ○沢さんのDNA鑑定とか、日頃のワイドショーを思い出すようなストーリー展開に唖然とするばかりでした。

    ファントムが、オスカーハマースタインの名前を騙って、ラウル夫妻をアメリカにおびき出すところで、ラウルが何度も、ハマースタインの悪口を言うので、もしかして、ロイドウエーバーさん、彼にコンプレックスでもあるのかしら?と余計な詮索までしてしまいました。

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    2014/04/27 00:40

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