ゆめの泉と泥濘 公演情報 生活図鑑「ゆめの泉と泥濘」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題1072(14-111)
    19:00の回(小雨)。18:30受付、開場。

    こちらは2作目「凹(2013/9@サブテレニアン)」で、脚演出の手塚さんは「小宇宙(2013/12@SENTIO」に出ていらしたのを観に行っているので3作目、宣伝美術の篠原さんも一緒に出ていて、そのあとの「月を泳ぐ魚(2014/3@LIFT)」に行って...。

    そもそもが「凹」を観たのがきっかけで「日本大学芸術学部」の方々の公演を観るようになりました。ですので本作でなんとか1周というかんじですが、手にしたチラシをみますとまだまだ先は長そうです(日程未定ですが「Cui?」は観に行きます。新田さんが出演とあったものの、当パンには配役が書いてないので、終演後、手塚さんに「新田さん」の役を教えてもらいました)。

    受付をすませ地下へ下りると手塚さんが場内の案内、いつもは左ですが、右に座ってみました(どちらかというと左のほうが正面っぽい)。

    白く薄いカーテンが円錐形に吊られ男と女が新聞等を読んでいます。2辺の壁際には小さな椅子があり(4つ、3つだったか)、木箱の椅子が中央に。18:55前説(70分)、18:59女性が二人登場、椅子に腰かけ開演~20:10終演。

    世代の違いによるのでしょうか、(芝居が面白いかとは別)共感できる登場人物がいません(作者の意図がそこにあったのか..とも思う)。

    生活力はないくせにヘンに自分に都合の良い知恵だけは働く男←なぜか魅かれる女←仲の悪い兄←偽善者っぽくみえる結婚相手。

    「機械」のサポートが当たり前の社会←それを変えようとする政治家。胡散臭い団体と終末教義、金←男。

    ぐるぐる回ります。

    ネタバレBOX

    書けない作家、泥濘。「泥濘(梶井基次郎)」かと思い、事前に青空文庫で予習、開演前に流していたラジオ放送みたいなものにもそれらしい男の話し…に未来世界のアンドロイドが出てきました。SF物の定番。ちょっと前、「(新)ロボコップ」を観ましたが、こちらはサイボーグですね。

    どんな社会になっているのか、アンドロイドの自我、感情に対する「人間側」の感情や終末思想はどのようにして生まれたのか、もう少し「毒」を効かせてもいいのではないかと思いました。

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    2014/04/18 23:54

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