マニラ瑞穂記 公演情報 新国立劇場「マニラ瑞穂記」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題1065(14-104)
    13:00の回(晴天)。12:40会場着、窓口で当日券「Z席券」を購入、2階バルコニー席(BB-1、クッションあり)でした。

    此処は2回目(富士山アネット:2013/10)。高島さん(ajiの作品で)、斉藤さん(趣向、てがみ座で)が出ていらっしゃるので観に来ました。また、パンフレットみると、藤井さん「RUR」「Disk」「ブラックコーヒー」を観ていました。

    なかなか予定がたてられず当日券、しのぶさんのレヴューに「Z席(1,620円)でも遜色ないかもしれません」とありましたので(初めて)買ってみました。死角になるところがなく舞台全体がよくみえました。ほぼ満席。

    「BB」は、入口からみると奥になります。それほど高さはない正方形の舞台(3段)。テーブル、椅子が点在、日の丸。「BB側」からみて上手(手前、大きな木枠あり)が裏口、下手(奥)が正面玄関のようにみえました。役者さんは5ケ所から出入り(四隅+「BB側」客席通路)。休憩時間中に舞台転換。天井の四角い木枠にも模様が施されています。

    13:02前説、開演〜14:03、休憩、14:19〜15:45終演。物語の「明治31〜32年」というものに対して実感はないものの、2014の「今」でも、何処かでおきていること、という思いが強くわき上がってきます。

    抗しがたい大波(時代と理想とひとりひとりの想い)に翻弄される人々、小さな願いは砲弾の音(音響もよかったです、2階席からもよくわかりました)にいとも簡単に打ち消されてしまいます。静かで張り詰めた空間が襲いかかるものの残酷さを現しているようでした。

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    2014/04/12 17:19

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