ショパンの馬鹿!!!~別れの夜~ 公演情報 劇団東京イボンヌ「ショパンの馬鹿!!!~別れの夜~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度

    笑えない騒々しさ
    ショパンの『別れの曲』の(フィクションの)誕生物語を描いたコメディー作品でしたが、個人的には脚本・演出・演技とも好みではなく、全く笑えませんでした。

    ナンセンスコメディーとの触れ込みでしたが、意外と筋の通った内容でナンセンスさはほとんど感じられず、コメディーらしさもハイテンションでオーバーな演技ばかりで、思惑の行き違いやシチュエーションによって笑わせる意図が感じられず、ただ騒がしいだけにしか感じませんでした。
    冒頭から登場人物が出揃うまではストーリーテラー的に客席に話しかける女中が中盤以降はその役割が失われていたり、シューマンの躁鬱病(そもそも鬱の描写になっていなかったと思いました)が物語に絡んで来なかったりと、設定が活かされていない様に思いました。

    登場人物がピアノを弾くシーンでアップライトピアノの向こう側で演奏する振りをするのは音がそこから聞こえて来て実際に弾いているみたいで、面白い見せ方でした。
    日本の話が出てくるシーンで『葬送行進曲』が伴奏音型はそのままにメロディーが『さくらさくら』に変容するのは音楽的ユーモアセンスがあって良かったです。もう少しこの様な遊びを入れても良いと思いました。

    ピアノの高音域調律が狂っていてせっかくの生演奏が変な響きになってしまっていたのが気になりました。全体的に無駄に照明の色を変え過ぎで、安っぽく感じましたが、ミラーボールを用いて劇場内に音符型の光を漂わせたのは素敵でした。

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    2014/03/23 19:09

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