満足度★★★★
そしてまたくり返す3.11をテーマにしながら、原発建設当時の揺れる地元を描くという視点がユニーク。反対していたら生活が成り立たなくなる…という当時のリアルな実情や賛成派と反対派、都市と地方、官と民、といった構図を再現することで“私たちはみんなで原発を作ってしまった”という大きな失敗をもう一度問いかける。何かを強く批判する時は、説明的で饒舌になりがちだが金子真美、藤井びんという2人のベテラン俳優は“説明を忘れさせる”台詞と、人物像の陰影の深さでその存在が際立っている。観終わって、フライヤーの写真の重みがじわりと押し寄せて来る作品。
ネタバレBOX
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2014/03/19 03:00
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2014/03/21 02:54
2014/03/20 10:44
2014/03/19 05:14
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こちらこそ素晴らしい作品をありがとうございました。
改めて鋭い視点を持つ作品に出会えたこと、感謝しております。
また次の作品を楽しみにしています♪