満足度★★★
いろいろ考えさせられる
40年前にそういう事があったんだろうなと感じさせる内容だった。また、それぞれの立場での役作りがしっかりしてるので、駆け引きにより厚みが増してた。改めていろいろ考え感じさせる舞台でした。
満足度★★★★
そしてまたくり返す
3.11をテーマにしながら、原発建設当時の揺れる地元を描くという視点がユニーク。
反対していたら生活が成り立たなくなる…という当時のリアルな実情や
賛成派と反対派、都市と地方、官と民、といった構図を再現することで
“私たちはみんなで原発を作ってしまった”という大きな失敗をもう一度問いかける。
何かを強く批判する時は、説明的で饒舌になりがちだが
金子真美、藤井びんという2人のベテラン俳優は
“説明を忘れさせる”台詞と、人物像の陰影の深さでその存在が際立っている。
観終わって、フライヤーの写真の重みがじわりと押し寄せて来る作品。