新しい等高線 公演情報 ユニークポイント「新しい等高線」の観てきた!クチコミとコメント

  • 無題1039(14-078)
    19:30の回(晴)。18:50受付(整理番号付)。19:10開場(整理番号10ずつ)。「色彩堂」社長の自宅兼事務所のリビングであり応接室でもある部屋、中央に大きな机、下手にコート掛け、正面は庭、カーテン。上手に柱があり、各話ごとに花が差し替えられる。

    座席が変わって初めての公演。昭和15年秋〜20年夏までの5場。車の音、110分、19:32前説(アナウンス)、開演〜21:19終演。

    カラーの当パンを開くと「SENTIO」閉鎖に触れている箇所がありました。稽古の様子を写した写真…SENTIOですね。そのSENTIOの「白痴」からの5作目。

    ネタバレBOX

    「てがみ座」の「地を渡る舟(2013/11@シアターW)」と構成がよく似ていると感じました…戦争、社長/館長、女中、公権力、復興…が、あまり「戦争」そのものに関する表現がなかったのはどうしてでしょう。

    先日、アサヒ・アートスクエアへダンス公演を観に行ったのですが、時間に余裕があったので「被災69周年東京大空襲資料展(@浅草公会堂)」を観てきました。

    その時目にしたものと本作とは大きく印象が異なります。

    関東大震災(1923)、1941の真珠湾攻撃〜1945の原爆投下、玉音放送…。

    多くのものが喪われたはずなのに、意外とさらっと触れているだけ。なので「地図」へのこだわりや想いがあまり伝わってきませんでした。

    一人一人の生を賭したもの…そういったものがあったはずだ、と終演後思いました。

    「偶然」生き残ってしまった者として何をしなければならないのか、「廣島」へ行くということはどういうことなのか。

    とはいえ、お芝居はとても面白く観ました。

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    2014/03/18 09:35

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