ドラッグガール 公演情報 Theatre MERCURY「ドラッグガール」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    信 不信
     転換期という設定になっているようだが、徹底的に不信感しかないのではないか、と思う。但し、総てを疑う自己を措定できるわけでもなく、代わりに“愛”という手垢に塗れたコンセプトにすがろうとしてみるが、これもコマーシャリズムに利用されたプロパガンダの影響からか、最早、本能のレベルでは、コミットできない何かになった為か定かではないものの、恐らくは生きているという実感を求めて敢えて危険な、非合法乃至は脱法な演し物をぶつける。その中でドラッグも用いエキサイトする方向で自分達の抱えている空洞感を払拭しようと図るように見えたが。それが、首尾よく行ったとは思えない。また、不信なり、空洞感なりと徹底的に格闘して突き抜けた、という感覚も持てなかった。

    0

    2014/03/17 00:00

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大