満足度★★★★
ソノノチ「8人の「さよならの絃」」観ました
昨年夏に名古屋で開催された、AAFリージョナルシアター「愛知・京都の若手演出家WS」で、ソノノチ・中谷さんのコースを受けました。丁寧で繊細な導き。
今回、やっと本公演を観れました。
(一昨年のWSに参加したピンク地底人・夕暮れ社は、昨年末にやっと観れたので、まだ早い方か?)
Eテレの子ども番組か、人形劇や紙芝居の中に入ったような、全身を包む空気感を味わう観劇体験。
孤独に不安を抱える主人公が、それでも先へと進むためにもらう、勇気と暖かさ。
そこに、人が暮らし人を迎える街がある。
様々な人間模様、結びつきが、きっと世界を広げてくれる。
役者の自信を持った演技が、架空の世界を現前させる。
動きのキレも見事。特に、最初の集団の動きが可愛いw
KAIKAのそんなに広くない空間に広がる街は、美術力がもたらすイマジネーション。
客席最前列はベンチに。街の公園の一角をイメージしたそうです。
これも、中に入り込んだような体験の理由か。
じつは、公演前に大阪・芸創や京都芸術センターまで足を運んで疲れていて、観劇中に一瞬寝落ちしてしまいました。。。(しかもソノノチの知り合いに見られてた 汗)
しかし、公園のベンチならそれもまたよしと、自分でなんとか納得。
ああ、あったかい雰囲気。
物販の繊細・丁寧さも、女子のツボを突く可愛さが天下無双♪
飾りつけを、主宰自身が黄色い声あげて写メ(爆) 女子力大爆発!
男の目には、すごい新鮮な光景でした(笑)
公演は、今日と来週末にもあります。
本日昼の回は、愛知から孤独部・かしやましげみつがトークゲストに。
(同じWSでファシリテーター。今年のAAFリージョナルシアターでは、愛知の演出家に選抜!京都公演も!)
お時間ある方は、ぜひご覧ください!